広報担当 スタッフ紹介

開放感とプライバシー

2016/09/18(日) 広報担当

オープン・デザインとクローズ・デザイン。

お庭などの外構で、なにを重視するかで

この2つに大きく分けることができます。

 

オープン・デザインは開放感重視で、

玄関までのアプローチに極力、門扉や塀を使わない外構デザインです。

道路から建物の様子がよく見えるので

プライバシー面では不安がありますが、防犯面ではプラスになります。

プライバシー面の補い方としては、窓ガラスの工夫やカーテンのコーディネートがあります。

山間部や海沿いなど立地場所によっては「借景」といって、

窓からの眺めをひとつの絵画のように表現することもしやすくなります。

 

クローズ・デザインはプライバシー重視で、

門扉や目線より高い塀で建物の外周を囲う外構デザインです。

道路から家の様子が見えないので、プライバシーをとくに重視したい方にはおススメです。

ただ、防犯面ではマイナスに傾きます。

生活リズムを把握されて不在の時間帯を狙った空き巣にたいしては、

一度、敷地内に入られてしまえばご近所の方も不審者に気づくことが難しくなります。

高い塀や、警備システムの導入など、施工費がかさむので十分な検討が必要になります。

 

「解放感は欲しいけど、プライバシーも確保したい」という方がほとんどで、

完全なオープン、完全なクローズという外構デザインをされる方は少なく、

オープン・デザインとクローズ・デザインの中間、

セミ・オープン(セミ・クローズ)デザインを選ぶのが主流になっています。

低めの塀や壁、窓の近くに樹木を配置することで、

ご近所の目が届きながらも室内までは視線が集まらないようにしていくスタイルです。

 

こだわる方はとことんこだわる外構ですが、

ご予算に合わせた外構を検討していきたいですね。

建物だけでなく、外構へのご要望もぜひお聞かせください。

25ページ (全49ページ中)